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はじめに

天然が自然になって現われています。天然は霊です。それが自然という形になっている。景色の本質は霊です。聖書はこれを神の国と言っています。 天然の本質が自然になって現われている。この状態を神の国と言います。人間の命がそうなっていますから、そのように生きればいいのです。無形の天然...

人間はなぜ死んだのか

現在の日本の社会では、本当の女性を教えてくれる人はいません。本当の女を自覚している女性も珍しいのです。 聖書にある女性と現世の女性とは違います。聖書にある女性は、「これこそ、ついに私の骨の骨」と言われている女性です(創世記2・23)。これが現在では肉の肉になってしまっている...

肉の思いは死である

新約聖書のローマ人への手紙に、「肉に従う者は肉のことを思い、霊に従う者は霊のことを思うからである。肉の思いは死であるが、霊の思いは命と平安とである」という言葉があります(8・5、6)。まずここから始めて頂きたいのです。 肉(人間の思い)に従いながら、聖書を学んでいてもだめで...

西暦紀元とは何か

かつて日本では西暦紀元をあまり問題にしていませんでした。これはキリスト教徒の勝手な言い分で、また、白人社会の独断的な感覚で、こういう規定を設けているのだと思われていました。白人的な世界観を有色人種に押し付けるために、西暦紀元という考え方を用いたのだろうと考えられていたのです...

偶像崇拝

人間は現世に生きている人間がいると思っているのです。現世に生きている人間という立場から、分かった、分かったと言っているのです。 現世にいる人間がいくら分かったと言ってもだめです。彼岸に渡っていないからです。 パウロは言っています。...

悪魔を騙すために造られた現象世界

肉体は自分のものではありません。これを自分のものと思うことが罪です。体も命も全部神のものです。 この世に生きていることをやめなければいけない。この世に生きていたら必ず死にます。これをよく考えなければいけないのです。 命には必ず死ぬ命と、絶対に死なない命と二種類あります。肉体...

土から出た人間と天から出た人間

パウロは次のように言っています。 「しかしある人は言うだろう。『どんなふうにして死人は甦るのか。どんな体をして来るのか』。愚かな人である、あなたの蒔くものは死ななければ生かされないのではないか。 死人の復活もまた同様である。朽ちるもので蒔かれ、朽ちないものに甦り、卑しいもの...

観自在菩薩

仏典に観自在、観世音という菩薩があります。三蔵法師玄奘の訳ですと、観自在となっています。鳩摩羅什の訳ですと、観世音になります。 これはどちらも同じことであって、観自在とは自在を見るのです。観世音は世音を見るのです。音を見るのです。音は見えないものですが、これを見るのです。...

人生のカルマ

人生には矛盾と落胆と、悲しみがあるだけです。ところで、私たちの命は、私たち自身のものではないのです。 人間は自分が生きていると思っています。これは私たちの生命を自分自身の立場から考えているのです。だから自分が生きているような主観的な感覚を持っているのです。...

キリスト

聖書は個々の人間の救いとか悟りを説いているのではないのです。個々の人間が救われるか、救われないかを中心に考えますと、どうしても宗教になってしまうのです。 キリスト教の間違いはそういう所から出発しているのです。 イエス・キリストが十字架にかかって死んだことが、すべての人が死ん...

明けの明星

釈尊の悟りの要点は、未だかつて日本では正確に説かれたことがないのです。釈尊の悟りの内容があまりに遠大であるために、悟りの内容がそのまま説かれたのでは理解できないので、釈尊の悟りの内容を理解させるために、分かりやすく現在の人間が生きている状態を主体的に説いたのです。現在の人間...

般若波羅蜜多

般若心経は般若波羅蜜多と言っていますが、彼岸がどういうものかを全然説明していません。彼岸へ行ったとは、どこへ行ったのか。向こう岸へ行ったと言うでしょう。向こう岸はどこにあるのか。釈尊自身にも説明できないのです。 なぜかと言いますと、釈尊が見た明けの明星は、やがて来るべき新し...

上智

現在の人間は肉体的に生きることしか考えていません。従って、その範囲内において、真理が見つけられなければならないと考えるのです。肉体的に生きていることが悪いのではなくて、肉体的に生きているという事がらについての見方が、間違っているのです。...

現世から神の国へ

人々は花を見て喜んだり、鳥が鳴いたり、飛んでいるのを見て喜んだりしていますが、これは何をしているのかを考えようとしない。だから死んでしまうのです。 花を見てきれいだと思えることは、その人の心の中に生まれる前の命が備っているのです。...

本具の自性

宗教ではない般若心経という命題をご覧になったらお分かりになると思いますが、般若波羅蜜多というのは彼岸に渡る明智のことです。上智のことです。現世にいる人間の知恵ではないのです。 般若波羅蜜多ということが、皆様がこの世に生まれてきた目的です。この場合の皆様という言い方は、ユダヤ...

ファウンデーション

神とは何か。目が見えることが神です。心臓が動いていることが神です。これをどのように理解したらいいのかということです。 キリスト教では神の正体が分かりません。神の本質が何であるのか分からないのです。 命の本質、本体が神ですから、これを前提にして考えるのです。命の本質、本体は何...

顚倒夢想

最近、基本的人権ということをしきりに言われています。少し飛行機の音が大きすぎると、生活権の侵害になると言われるのです。隣の犬が鳴きすぎると、基本的人権に抵触すると言われるのです。 何かにつけて、基本的人権、基本的人権と言われるのです。基本的人権という面だけを強調しすぎると、...

ユダヤ人が回復すれば、地球上から犯罪、自然災害、一切の病気が消滅する

ユダヤ人が回復すれば地球上から強盗、傷害、殺人、紛争、戦争がなくなり、地震、台風、噴火、洪水、旱魃、飢餓等の自然災害、ガン、心臓病、脳卒中、エイズ、伝染病等あらゆる病気が消滅する。こんなことは現代人にはとうてい信じられない、荒唐無稽な夢物語のように思えるのでしょう。...

向こう岸

皆様は現在、現世に生きておいでになるのですが、現世に生きている自分の命が、死ななければならない命だということを、自分でよく承知しているはずです。 今生きている命が死ななければならない命だということを、百人が百人、千人が千人共承知しているのです。現世に生きているということは、...

彼岸に渡る

皆様が命の勉強をしたいと思われているのは、誠にご奇特なことです。しかし本当の命を勉強するのはご奇特くらいのことではだめなのです。人並みはずれた精進をしている皆様方でも、現世に生きているということが、皆様にとっての大変なハンディキャップになるのです。宗教ではない般若心経という...

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