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はじめに

異邦人(ユダヤ人以外の民族)が、とこしえの命を与えられるということは、よほどのことでないとできないのです。異邦人がキリストを信じられるというのはよくよくのことです。キリストは大体異邦人には関係のないことです。 異邦人はこの世で苦しんで、悩んで、悲しんで、死んで地獄へ行くとい...

業(ごう)

この世に人間が生まれたことが業(ごう)です。この業を果たさなければ死ねません。この世に生まれた業とは何かと言いますと、一度死んで、死んでから裁きを受けるという業です。 これは人間の業というよりは、宇宙の業です。宇宙の肉の業です。肉というものの業です。...

人間はなぜ死んだのか

現在の日本の社会では、本当の女性を教えてくれる人はいません。本当の女を自覚している女性も珍しいのです。 聖書にある女性と現世の世間の女性とは違います。聖書にある女性は、「これこそ、ついに私の骨の骨」と言われている女性です(創世記2・3)。これが現在では肉の肉になってしまって...

天使長の反逆

聖書の一番難しい点は、第一創造(現在の天地創造)の本質が分からないことです。天使長の反逆によって、宇宙に矛盾が発生した。これが具体的にどういうことを意味するのかという問題が、現在の人間に一番分からない点です。 魂が現世に出てきました。そして、理性と良心を持った人間という奇妙...

狡猾

水と霊から新しく生まれなければならない。そして、神の国に入るのです。水と霊とから新に生まれることが正確に体験されなければ、神の国に入ることはできません。 常識的に生きている人間は神の国に入れません。新しく生まれると神の国に入れるのです。...

霊に従いて歩む

格という言葉は人間の霊魂の格式のことであって、霊魂の品格です。霊魂の品格とは何か。これは男とか女とかいうのとは違います。霊魂の品格が違うのです。品性というのは罪人であるかないかということです。これは大きい問題です。 女は罪人ではありません。神が禁断の木の実(善悪を知る木の実...

とこしえの命

人間が生きているというのは、宇宙でただ一つの最も尊い命を経験しているのです。これは万物を救うためにそういう命を経験させているのです。 万物の造り主から見て、万物の代表者である人間に神の言葉を理解させることによって、万物そのものを理解させようとしているのです。...

神の栄光を受け取れない人間

日本では般若心経を愛誦している人は一千万人もいます。従って、五蘊皆空という言葉を知っている人は多くいますが、信じている人はいません。 インマヌエルとは何か。インマヌエルとは神が生きていることを悟ること、神に生きていることを悟ることです。神と自分が同居していることとは違います...

神の言葉

人間の言葉は、理性的に働く場合には言語になって現われています。また、文章によって現われる場合は、思想的なものになって現われているのです。人間の考えは思想的なものばかりです。本当の命はありません。 聖書を学ぶ時に、皆様は聖書の言葉を哲学以上のものとして学んでいます。普通の言葉...

現前

神というと、一般の人はすぐに宗教の話かと思うのです。ところが、造化ということが神です。現実に人間が生かされているということが、神の御名(実体)です。 これは人間のつくり話ではありません。宗教は人間が造った教義を教えているのですが、現実に人間が生きているということが、神の御名...

御霊の働き

自分がいないという確認が必要です。自分がいないという確認をしても、生きていることがなくなるのではない。生きている状態が自分ではないということが分かってくるのです。これが霊(人生)を渡すということです。神を信じることができるのは自分ではないのです。...

瞬間

パウロは次のように述べています。 「すなわち、あなたがたは以前の生活に属する、情欲に迷って滅び行く古き人を脱ぎ捨て、心の深みまで新にされて、真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである」(エペソ人への手紙4・22~24)。...

業(ごう)を果たす

皆様によくご承知頂きたいことですが、人間文明には何の目的もないということです。人間文明には目的も価値もないということ、この世は滅びるに決まっているということです。このことをよく知らなければ、本当の聖書の感覚に溶け入ることはできないのです。...

個我の没却

水と霊とから新しく生まれるというのは、聖書の建て前の言い方です。聖書の建て前は、広く言えば宇宙の建て前でありまして、聖書から言っても、宇宙から言っても同じことになるのです。 水と霊とからという言い方は、聖書から出ているのです。一般の方には受け取りにくいかもしれません。日本人...

自分を脱ぎ捨てる

聖書は天地が造られる前からのことを記しているのです。なぜ地球が存在するのかということが書かれているのです。 人間存在は地球存在の代表的な生き物であって、人間の自覚の状態によって、地球存在の価値が決定するのです。 人間が生きている場所が地球ですが、人間の生き方によって、地球の...

新しく生まれる

イエスが聖書を信じていたのは、自分自身のことが聖書に書いてあるからでした。だから、信じなければならないと言っているのです。 聖書の言葉を文字通り受け取るということが信仰の基本になりますが、それをするためには、私が書いた聖書についての解説をまず熱心に勉強して頂かなければ、聖書...

絶対に避けて通れないテーマ

皆様は現在生きていることを経験しています。目が見えることが生きていることです。耳が聞こえることが生きていることです。生きているということとは何かです。 人間は生きていることを実際に経験しているのです。だから、お腹がすくのです。商売ができるのです。仕事ができるのです。ところが...

宗教の間違い

教育も宗教もすべて商売です。職業です。職業ですから、利害得失に一生懸命になるのは当たり前です。政治も、教育も、宗教も利害得失に一生懸命になっているのです。教育や宗教が立派なものだと思うことが間違っているのです。だから、学校の先生やお坊さん、牧師さんが立派な人だと思われると迷...

神の国と現世

聖書に「神はその一人子を賜ったほどに、この世を愛してくださった。それは御子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」とあります(ヨハネによる福音書3・16)。これは有名な所ですけれど、キリスト教では全然分からないのです。とても有名な所ですけれど分からないのです...

神の国に入る(1)

皆様は現世に生まれてきた以上、どうしてもしなければならないことがあるのです。どうしてもしなければ、霊魂の裁きという惨憺たる状態に追い込まれてしまわなければならないことになるのです。 人生というのは端的に申しますと、一か八かになるのです。一を不完全とする、八は完全だという言い...

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