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ユダヤ人が回復すれば、地球上から犯罪、自然災害、一切の病気が消滅する

ユダヤ人が回復すれば地球上から強盗、傷害、殺人、紛争、戦争がなくなり、地震、台風、噴火、洪水、旱魃、飢餓等の自然災害、ガン、心臓病、脳卒中、エイズ、伝染病等あらゆる病気が消滅する。こんなことは現代人にはとうてい信じられない、荒唐無稽な夢物語のように思えるのでしょう。

これが絶対に実現すると、私が断言する根拠はどこにあるかと言いますと、神がユダヤ人に与えた約束があるからです。神は、アブラハムに次のような約束をしました。

 「私はあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。あなたを祝福する者を私は祝福し、あなたを呪う者を私は呪う。地のすべてのやからはあなたによって祝福される」。

 「私はあなたに多くの子孫を得させ、国々の民をあなたから起こそう。また、王たちもあなたから出るであろう。私はあなた及び後の子孫と契約をたてて、永遠の契約とし、あなたと後の子孫との神となるであろう」(旧約聖書創世記12・2、3。17・6、7)。

 神は、私はあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしようと言っていますが、この神の約束は絶対です。神が約束した以上、必ず実現されるのです。神が約束を破れば、神が神でなくなるからです。一体、この約束が実現された場合に、どのような世界が現われるのか。現在の人間にとって全く想像に絶する至福の世界が現われるのです。

 ダビデは、「神の栄光が現実において、具体的に示されなければ神を信じない」と言っています。これはユダヤ人の共通認識です。旧約聖書に出てくる多くの預言者も、イスラエルが悔い改めれば、驚くべき平和がくることを、繰り返し述べています。

 新約聖書も全体にわたって、この思想が述べられています。ヨハネの黙示録の二十章一節から六節にわたって、千年間の絶対平和、千年王国が到来することを述べています。

 それから、千年王国が必ず実現するという根拠は人類に秘められた悲願です。人類は長い間、犯罪のない世界、戦争のない世界、自然災害、病気のない世界の実現を願ってきました。六千年の間、願って、願って止まなかったのです。これは人類の本心に秘められた悲願でした。神が人間の本心に密かに植え込んだ時限爆弾で、これが必ず実現するのです。これが千年王国です。

 現在、ユダヤ人を通して悪魔が世界を支配しています。世界に戦争、紛争、謀略、殺人、詐欺、犯罪が多発していること、そして人間が死んでいくこと、人間が死を認めていることが、悪魔の支配を証明しています。やがてユダヤ人が悔い改めて、悪魔に対する神の完全勝利が証明される。これが千年王国です。悪魔が滅ぼされて神が完全に勝利した事実が、現実において具体的に実現されなければならない。悪魔に対する神の完全勝利が証明されるのが、千年王国です。

 これは必ず実現されるのです。天地宇宙の主催者であり、地球を造った神は、力ずくで悪魔を滅ぼすのは何でもないことですが、これをすると悪魔の怨念が永遠に残るのです。神は悪魔の怨念が残らない方法を狙っている。これが悪魔の自滅です。悪魔が自滅すれば神の完全勝利が確定するのです。そのために悪魔にやりたいことをやらせているのです。神は悪魔が自滅するのをじっと待っているのです。やがて悪魔が完全に自滅する時が来るのです。これが新約聖書のヨハネの黙示録に詳しく記されています。

 旧約聖書によれば、ユダヤ人の祖先のアブラハムが、人類の中で一番最初に本当の神を発見しましたが、その功績によってユダヤ人を中心にして世界を運営することを、約束したのです。これがユダヤ人が「約束の民」である所以です。

 ところが、ユダヤ人は約束の真意を全く理解せず、ただユダヤ民族だけの幸福を考えて、勝手横暴な生き方を始めた。これが、世界が混乱している根本原因です。そのために人類が大迷惑をしているのです。

 ユダヤ民族は良い意味でも悪い意味でも他の民族からとび抜けています。すばらしい人もユダヤ人ですし、極端に悪い人もいます。すばらしすぎるほどすばらしい人もいますが、中には世界全体を害毒で泥まみれにしてしまう言語道断な人もいるのです。神的な面と、悪魔的な面とが同居している民族ですが、うなじがこわいという点からだけ考えますと、悪い人は悪い人なりにこわい、良い人は良い人なりにうなじがこわいのです。

 だからこそ、ユダヤ人によって四千年もの間、旧約聖書の神の約束が保たれてきたという事実があるのです。ふにゃふにゃした民族なら、うなじがこわくない民族なら、とっくに神の約束は消えてしまっているのです。

 未だに旧約聖書が世界人類の指導原理になっているという事実は、うなじがこわい民族が約束を受け継いで、握り込んでいるからだと言えるのです。良い意味においても悪い意味においても、神的な、また悪魔的な民族なのです。他の民族とは違っています。だから日本人の常識くらいでは、ユダヤ人問題の真髄には触れることはできないのです。入口には触れても、真髄には触れられないのです。

 とにかくユダヤ人の精神状態が直れば、人類全体の根底が変わってしまうのです。その点に非常に大きな希望が持てるのです。ユダヤ人が悪くなりますと、文明は完全に滅んでしまいます。ユダヤ人学者が核兵器の研究、製造をしました。核兵器が世界に拡散してどうにもならない状態になっています。この行方もユダヤ人が握っているのです。イチかバチかのキャスティングボートを握っているのが、ユダヤ人というやっかいな民族なのです。

 ユダヤ人問題とは何か。ユダヤ人問題は、現代文明のテーマでありまして、この真髄が分かる人は日本では非常に少ないのです。

 日本は文明国の中で一番遅れていた国であって、日本がようやく世界の仲間入りをしたのは、日露戦争が終わってからなのです。日本はほとんど白人社会の中では問題にされていなかったのです。今でもヨーロッパでは、経済問題をのぞくと、日本をあまり重要視していないようです。

 日本の歴史が非常に立ち遅れていたこと、また、日本が地理的に東の果てに位置していたこと、そんな関係で外国の影響を受けることが少なかったので、ユダヤ人についての見解が非常に弱かったのです。

 ユダヤ人は現代文明をリードしている民族です。現代文明を承認して賛美するような立場で考えますと、ユダヤ人ほど傑出した民族は他にいません。現世で、一番すばらしいのがユダヤ人です。

 ところが聖書的に見ますと、一番悪いのです。現世を引きずり回しているのがユダヤ人なのです。現世を引きずり回していることが、人類に永遠の命の理想を示していないことになるのです。つまり現世に生きていることだけが、人間のすべてだと思わせているのです。

 この世で王国を造ることがユダヤ人のねらいです。この世で生きていることだけで考えますと、ユダヤ人ほど立派な民族はいないのです。日本人など問題にならないのです。

 イエス・キリストはユダヤ人です。世界歴史の流れで、良い意味で特筆大書されている人は、ほとんどユダヤ人です。また、一番悪い人もユダヤ人です。どう悪いかと言いますと、生活主義、肉欲主義、欲望主義をまき散らしているのです。これが現世のユダヤ人の特長です。これは一種の陰謀であって、そうすることによって、彼ら自身が儲けなければならないからしているだけのことなのです。

 私はユダヤ人に反省を促すことが目的で、色々な本を書いているのです。ユダヤ人さえ良くなれば、世界は良くなるに決まっています。

 ユダヤ人が祖先のような状態に帰れば、世界は良くなるに決まっています。世界は驚くべき平和な状態になります。地震、台風、噴火、洪水、旱魃、飢饉という自然災害が全くなくなり、ガン、エイズ、あらゆる病気が消滅し、強盗、傷害、殺人、紛争、戦争がない世界が実現するのです。

 ユダヤ人が一番大切な民族であるから、私はユダヤ人をぼろくそに言うのです。一番かわいいから、一番ぼろくそに言うのです。

 ユダヤ人に反省を促すことが、全世界に平和をきたらせる唯一無二の方法なのです。日本がいくら経済的に有力な国になったところで、とてもユダヤ人の真似はできないのです。

 ユダヤ主義は現世に生きている人間の欲望主義であって、ユダヤ人は現世的にはすばらしく傑出した大民族です。ところが、人間は命が中心であって、現世の生活が中心ではないのです。人間の本質は魂ですが、それを生活が中心であるように言いふらして、その方向へ世界全体を引きずっていったのは、ユダヤ人なのです。

 ユダヤ人の考え方が悪いために、全世界が物質文明に引きずり回されているのです。この物質文明はやがて大混乱をきたらすでしょう。にっちもさっちもいかない状態になるに決まっています。要するに、人間は般若波羅蜜多をすること、彼岸へ渡ることが目的なのです。新約聖書で言えば神の国を見つけてそこに入ることです。現世で生活することが目的ではありません。日本も経済大国になることが目的であってはいけないのです。

 日本は単一民族ではなくて、二通りの種族があると言えます。天皇の一族から別れた一族と、日本に土着していた一族です。ユダヤ人も現世主義のユダヤ人と、神の国の実現を狙っているユダヤ人と両方あります。

 ユダヤ人が狙っている神の国とは、全世界の完全な平和を意味するのです。戦争をなくすことだけではだめなのです。ただ、核兵器をなくせばよいというのは、非常に安直な考えで、戦争はなくなっても人間の中にある泥棒根性はなくならないのです。

 泥棒根性がある間は本当の平和は実現しません。やはり強盗や殺人をする人がいるのです。刑務所が繁盛するようでは、本当の平和とは言えないのです。不良の徒がいるようでは本当の平和とは言えないのです。

 一番大きな問題は、ユダヤ人が世界の文明を壟断しているということです。このために世界の完全平和の実現が妨害されているのです。

 世界に完全平和が実現するというのは、復活したキリストが地球上に顕現することです。

 日本人にはキリストとは何のことか分からないでしょう。宗教の指導者くらいにしか考えられないかもしれませんが、これは宗教の問題ではなくて、人類の運命を左右する歴史的な大問題なのです。

 キリストというのは、万物と人類を救う地球計画です。地球にある悪、死を滅ぼして、地球を完全無欠なものに進化させようという大計画がキリストです。キリスト以外には、行き詰った文明を打開する方法は全くないのです。

 イエス・キリストは十字架につけられて殺されましたが、三日目に復活しました。キリストによって死が破られたのです。その結果、すべての人に死なない命、永遠の命を得るチャンスが与えられたのです。

 これは人間歴史の中で一番大きなテーマであるのに、ユダヤ人がこれをひた隠しにしているため、人類は未だに「人間は死ぬものだ」という迷信を信じ込まされ続けているのです。やがて、ユダヤ人の誤りが完全に露呈される時が来るでしょう。

 キリストは復活してどこかにいます。パウロは、「キリストは復活して、第三の天にいる」と言っています。第三の天というのは私たち日本人には全く馴染みのない言葉ですが、第一の天は目に見える現象世界です。第二の天は学問で考えている世界です。第三の天はキリストが復活してできた天で、キリストの復活を信じる人々の信仰の中にある世界です。

 第三の天にいるキリストは、現実の世の中に現われなければならないのです。旧約時代のダビデは、「現実の世界で神の救いが実現しなければ、聖書を信じない」と言っていますが、私もそう言いたいのです。

 もしキリストの復活が本当であるなら、地球上へ現われて来なければならないのです。その能力がないキリストなら、復活していることが嘘です。

 そのためにどうしてもクリアーしなければならないのは、ユダヤ人問題です。ユダヤ人がキリストの復活を受け入れなければ、キリストの再臨は実現しないのです。

 イエスは言っています。「ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、私はおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それなのに、おまえたちは応じようとしなかった。見よ、おまえたちの家は見捨てられてしまう。私は言っておく、『主の御名によって来る者に、祝福あれ』とおまえたちがいう時までは、今後ふたたび私に会うことはないであろう」(マタイによる福音書23・37~39)。

 エルサレムは地球上に存在する都市です。エルサレムにいる人々が、キリストの再臨を待望しなければ、キリストは来ないのです。

 旧約聖書は「オリブ山(橄檻山)に彼の足が立つ」とはっきり預言しているのです(ゼカリア書14・4)。オリブ山に住んでいる人々がイエス・キリストを歓迎する気持ちにならなければ、オリブ山にキリストの足が立てないのです。キリストの再臨は不可能です。

 創世記の第三章に「彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」とあります(3・15)。キリストは悪魔の脳髄を叩き割った。ところが悪魔も負けてはいない。キリストの踵を砕いたのです。アキレス腱が切れると歩けなくなるのです。キリストの踵は何かと言うと、ユダヤ民族のことです。キリストの踵は現在、悪魔によって砕かれているのです。

 イエス・キリストの十字架によって、悪魔の考え(死)が完全に滅ぼされましたが、ユダヤ人たちは依然として「人間は死ぬものだ」と考えて、死に基づいて文明を形成しているのです。これがキリストの踵が砕かれていることになるのです。

 ユダヤ民族が普通の民族ならいいのですが、人類の長子として世界を指導する役目を与えられているのです。このユダヤ人が悪魔の考えに捉われている。これが困るのです。

 かつて、ユダヤ人の祖先アブラハムが、人類で最初に本当の神を発見したのです。その結果、人類を指導し、ユダヤ人によって恵みを与えられるという約束を、神がしました。将来、地球にユダヤ人を中心とした驚くべき平和、絶対平和を実現することを、神はアブラハムに約束をしました。この約束に基づいて、千年間の絶対平和が必ず実現するのです。

 ユダヤ民族は、「約束の民」であるとされていますが、それは約束を正しく理解することを条件としているのです。

 現在、人類の指導を許されているユダヤ人が、自我意識に基づいて文明を支配しています。これは悪魔の手下になっていることを意味し、キリストの踵が砕かれていることなのです。

 私は生涯をかけてキリストの踵を修理したいと考えているのです。日本人はどうでもいいのですが、まず日本人を相手にしなければ、踵の修理ができないから、日本人に伝道しているのです。例え、ごまめの歯ぎしりであっても、まず日本で本当の福音が広がらなければ、ユダヤ人を動かすという気風がこの地上に出現しない。共にイスラエルのために祈るという人々がいなければ、祈るという気風が出て来ないのです。

 イスラエルのために祈るという事実が発生しなければならない。この事実が発生すると、第三の天にいるキリストが現実的に地上に下りて来たことになるのです。

 私が今いるのは、第三の天にいるキリストの代わりに肉体的に地上にいるのです。キリストの再臨を具体化するため、全世界に本当の平和をもたらすために、今地上にいるのです。千年間の絶対平和を実現するためなのです。

 この地上から砂漠がなくなること、地震、台風、洪水、旱魃、冷害、飢饉、噴火、竜巻、疫病がなくなること、一切の犯罪がなくなり、全世界から刑務所と病院、軍隊がなくなることを、私は切に願っているのです。そういう世界を実現することが、神の目的、キリスト再臨の目的なのです。これを絶対に実現しなければならないと、私は考えているのです。

 そのためには、ユダヤ人がキリストを歓迎しなければならないのです。エルサレムの住民とオリブ山(橄檻山)に住んでいるユダヤ人が、イエスがキリストであると言い現わすのでなかったらキリストは来ない。そうしなければ世界に完全平和は実現しないのです。犯罪のない世界の実現は今の政治状況では不可能です。ガン、エイズ、伝染病が一切発生しない世界にすることは、今の医学では不可能です。地震、台風、竜巻、洪水をなくすことはできないのです。キリストが再臨しますと、これらがすべて完全に実現するのです。

 今まで、アメリカ、イギリス、フランス、中国による二千五百回以上に及ぶ、大気圏内における核実験によって、ストロンチウム90等の恐るべき放射能物質が地球上に放出されました。これが地球を取り巻いています。雨が降るたびに、その害毒が地上に降り注いでいるのです。

 これをどのように払拭するのでしょうか。これを払拭するためには地球全体が癒されなければならないのです。上昇気流が清められと空気が清くなります。この神の業をしてもらう以外に、原水爆の汚染を地球上からなくすことはできません。これをしなければ世界に絶対平和が実現しないのです。

 聖書はこれが実現できるとはっきり預言しているのです。聖書によれば死海の底に驚くべき鉱水が埋蔵されています。地質学で大体分かるようですが、発掘できないのです。これが世界の七つの海を清めるのです。これは聖書にはっきり預言されているのです。

 「その日には彼の足が、東の方エルサレムの前にあるオリブの山の上に立つ。そしてオリブ山は非常に広い谷によって、東から西に二つに裂け、その山の半ばは北に、半ばは南に移り、わが山の谷が塞がれる。裂けた山の谷が、そのかたわらに接触するからである。その日には、生ける水がエルサレムから流れ出て、その半ばは東の海に、その半ばは西の海に流れ、夏も冬もやむことがない」(ゼカリア書14・4~8)。

 「この水は東の境に流れて行き、アラバに落ち下り、その水がよどんだ海に入ると、それは清くなる。およそこの川の流れる所では、もろもろの動く生き物が皆生き、また、はなはだ多くの魚がいる。この川の流れる所では、すべてのものが生きている。川のかたわら、そこの岸のこなたかなたに、食物となる各種の木が育つ。その葉は枯れず、その実は絶えず、月ごとに新しい実がなる。これはその水が聖所から流れ出ているからである」(エゼキエル書47・8~12)。

 この生ける水が世界中の害毒をすべて薬、肥料に変化させてしまう。こうして地球は驚くべき豊かなものに変化するのです。

 聖書の預言は一分一厘の狂いもなく実現されるでしょう。

 私たちが住んでいる地球は、伝染病が発生したり、いつ病気、交通事故、台風、噴火、地震が発生するか分からない、危険な状態にあるのです。

 私は神戸市のすぐ隣の三木市に住んでいますが、神戸には地震が発生しないと言われてきました。私は阪神淡路大震災が起きる一年前の著書で、神戸にも大地震が起きる可能性があるから気をつけた方がいいと書きましたが、誰も信用しませんでした。ところが、関東大震災に次ぐ大地震が発生して、数十万戸の家屋、ビルが倒壊し、六千人以上の人が死亡、数万人の人々が負傷するという大惨事になりました。神戸には地震はないという人々の考えは、見事に否定されたのです。

 こんな地球を完全な地球だと思わないで頂きたい。そう思うのが間違いなのです。死ぬに決まっている人間、いつ伝染病にかかるか分からない人間、砂漠が広がり、地震、洪水、台風、疫病が多発している地球を、上等な地球だと思っている現代文明の感覚が間違っているのです。

 今私は福音を日本人に伝えるより、ユダヤ人の覚醒を促して世界の平和を実現すること、キリストの再臨を実現することの方が重大なことだと考えているのです。何万人、何十万人の日本人が救われるより、世界全体が救われる方が大切なのです。

 だから私は微力ですが、死力を尽くしてユダヤ人の回復のために祈っているのです。現在もなお二千万人ほどの人が割礼を受け継いで伝統を守っているのです。この中心の人々がロシアやアメリカ、ヨーロッパの陰で、現代文明をリードしているのです。彼らはアメリカやロシアの国を覆す力を持っている。そういうユダヤ人を、神は呼び覚ましてくださると確信しているのです。そのような預言が聖書にあるからです。

 聖書の言葉によれば、その中の若干の人々が、本当の福音に接触する可能性があるのです。彼らが、生ける神、ザ・リビング(the living)、生きていることの実体が神であるということに目覚める時が来るのです。

 本当の救いは天にあるものでもないし、極楽にあるのでもない。今、現実に生きている人の中にあるのです。これを証明できる人が、日出ずる所から出る東方の天使です。生ける神、命なる神、誠の神はリビングそのものです。リビングが神の実体であることをはっきり言い表すグループが、日出ずる国、日本から誕生することを、聖書ははっきり預言しているのです。(ヨハネの黙示録7・1~3)。

 聖書に、「わが僕イスラエルのために、われ汝の名を呼べり」という言葉があります。この言葉を私に与えられたものとして受け取り、世界に千年間の絶対平和をもたらすために、奮起しているのです。

 人間文明の最終に、千年間の絶対平和、完全平和が実現するでしょう。これは二十一世紀に必ず実現しますが、その前にどうしてもクリアーしなければならないのは、ユダヤ人がイエス・キリストの復活、再臨を受け入れるということです。

 ところが、これはとても難しいことなのです。ユダヤ人の頑冥さは底が知れません。三千年にわたって、神の福音を拒み続けてきました。もしユダヤ人たちがこのまま福音を拒み続ければ、私が最も懸念する未曾有の不幸が世界を覆うでしょう。

 私は心からユダヤ人を敬愛しています。イスラエルに友人がいますが、その人々の上に襲いかかる惨状を考えると、胸が張り裂ける思いがします。私は何とかしてそれを食い止めたいと思いますが、現状ではそれは無理でしょう。

 やがて世界の人々が、「私たちはユダヤ人に騙されていた」と言い出して、全世界にユダヤ人迫害の嵐が沸き上がるでしょう。ヒットラーによって、六百万人のユダヤ人が惨殺されましたが、これはヨーロッパだけで起こったことです。それが全世界的規模で発生するでしょう。

 それを契機にして、世界最終戦争が勃発するのです。人類は、ありとあらゆる兵器、細菌、毒ガス兵器、貯蔵してあったすべての核兵器を使用するでしょう。それに加えて、神自身が人類に真っ向から挑戦状をたたきつけるのです。未だかつて、神が本当に挑戦状をたたきつけたことはなかったのです。神が本当に怒ったらどれほど恐ろしいことになるのか、想像できないのです。

 最近アメリカの探査機が火星を詳しく調べた結果、かつて火星に大量の水があったことを確認しました。それがどうなったか分からないのです。現在は全く水がないのです。旧約聖書にありますが、かつて人の悪がはびこり、暴虐が地に満ちた時、神は人を造ったことを悔いて、すべての人と獣と這うもの、空の鳥を滅ぼすことを決意して大洪水を起こした。これが「ノアの洪水」と言われる事件なのです。

 その時、「大いなる淵の源は、ことごとく破れ、天の窓が開けた」とあります(創世記7・24)。天の窓が開けるという大異変が起こって、火星にあったすべての水が地球に移動したのです。その水が多すぎるので、現在南極と北極に氷になって蓄えられているのです。今の天文学から考えると、全くお伽噺のように思えますが、実際に起きた事件なのです。

 天地を創造した神はこういう破天荒なことをするのです。地球を破壊することくらいは何でもないのです。電子の回転を止めれば、地球は一瞬のうちに消えてしまうのです。

 地球を未だかつてない大災害が次々に襲うでしょう。新約聖書の黙示録には、二十一段階にわたって神の怒りの爆発の様子が詳しく書かれていますが、あまりに恐ろしい内容なのでここで書き記すことはできません。知りたい人は黙示録を静かにお読み頂ければ、その惨状をお分かり頂けるでしょう。

 これが「大艱難時代」「ヤコブの悩み」と言われるものです。その結果、地球にいる数十億の人々が死んでいくのです。その期間が長びけば一人も生き残ることはできないので、その期間が長くならないように祈るだけです。

 そうして初めて、ユダヤ人たちが「私たちは間違っていた。悪かった」と目覚めるでしょう。その結果、神による全く新しい文明が実現し、地球上に千年間の絶対平和、完全平和が実現するのです。あらゆる自然災害、病気、犯罪がなくなり、地球上から刑務所と病院、軍隊もなくなるでしょう。食糧は無尽蔵にとれることになるし、人間の寿命は八百才、九百才が普通になるでしょう。

 かつて地球はすばらしい状態にありました。神が人間のために地球を造ったので、人間にとって理想的な自然環境になっていました。文字どおり「エデンの園」でした。本当の意味での「楽園」でした。「神は人のうちに住まわした霊をねたむほどに愛している」とヤコブが言っています(ヤコブの手紙4・5)。ねたむほどに愛するというのは、好きで好きでたまらなという、最高の愛情表現です。神はそんなに愛している人間にふさわしい地球環境を造ったのです。とても言葉では言い表せないような、すばらしい黄金世界でした。現在のひねくれた人間の根性では、想像できない自然環境でした。

 旧約聖書には驚くべきことを書いています。かつて人間の性が乱れる前に、人祖アダムは九百三十才で死にました。セツは九百十二才で死にました。エノスの年は九百五才、カイナンは九百十才、マハラレルは八百九十五才、ヤレドは九百六十二才、メトセラは九百六十九才、レメクは七百七十七才で死んだと書いているのです(創世期5・4~31)。

 ところが、人間の性が乱れたために、神は「私の霊は永く人の中にとどまらない。彼は肉にすぎないのだ。しかし彼の年は百二十才であろう」と宣言したのです。人間の寿命を百二十才以内に限定したのです(創世記6・3)。

 人間が罪を犯す前の地球の天候、気候は想像きないほどすばらしいものでした。まさにエデンの園と言える黄金世界の状態でした。人間の寿命は現在の十倍でした。しかし人間が堕落して、染色体に異変が起きたので、神は人間を造ったことを後悔して、人間の寿命を百二十才以内に限定したのです。これは細胞分裂の回数を十分の一にしたことを意味するのです。今までの世界最高齢者は、ギネス世界記録によれば、ベッツィー・ベイカーが百十三才、メアリ・ケリー百十三才、河本にわ百十三才、ファニー・トーマス百十三才、マシュー・ビアード百十四才で、百二十才以上の人はまだ現われていないのです。

 ユダヤ人が悔い改めてアブラハムの心境に立ち返れば、ノアの洪水以前の状態になり、地球は文字どおり黄金の世界、エデンの園になるでしょう。細胞分裂の回数が現在の十倍になり、人々の寿命も八百才から九百才になるのです。人間に与えられた生理機能、心理機能は、本来無限に働くものです。それは神の形にかたどって造られているからです。神自身が人の形になって現われているのです。これが明らかになるでしょう。

 現在の人間がとても信じられないような、新しい世界が実現するのです。その時人々は心から神の光栄を賛美し、本当の平和をしみじみと味わうことができるのです。


(内容は梶原和義先生の著書からの引用)

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