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ア・プリオリの命

聖書の目的は、神の約束の成就です。神の約束の成就ということは、人間の完成を基礎にする万有の完成です。これを聖書的な言葉を用いますと、神の国と神の義が、被造物すべてに実現することです。そのために、どうしても必要なことは、人間創造についての神の御心を知ることであり、神の約束を成...

信仰とは何か

聖書に次のように書いています。 「イエスがまだ話しておられるうちに、会堂司の家から人が来て、『お嬢さんは亡くなられました。この上、先生を煩わすには及びません』と言った。しかし、イエスはこれを聞いて会堂司に向かって言われた。『恐れることはない、ただ、信じなさい。娘は助かるのだ...

へびの思想

霊的に神を見る。また、悪魔を見る。これは目で見ることとほとんど同じようなことなのです。現象的に目で見るという機能が、心理的に作用する場合のことを信じるというのです。また、見分けるとも言います。そういう機能が人間にあります。五官の働きは生まれる前に、神に植えられていたのです。...

宇宙に発生した矛盾律

パウロは次のように述べています。 「生きているのは、私ではない。キリストが、私の内に生きておられるのである。しかし、私が今、肉にあって生きているのは、私を愛し、私のために自身を捧げられた神の御子を信じる信仰によって、生きているのである」(ガラテヤ人への手紙2・20)。...

肉とは何か

聖書に肉という言葉があります。肉とは何か。肉というのは、物質的な現象が仮存状態で存在しているのを、人間が実体として認識している。これが肉です。物質的存在が、実在するもののように捉えている認識が肉です。そのような人間の名づけ方が肉です。...

命の光

イエス・キリストは、ある意味では宗教家というより、政治家であったと言えるのです。これは、誠に奇矯な、奇をてらうような、物珍しい言い方をすると思う人があるかもしれませんが、大体神の救いというものは、現世において現われるべきものです。死んでから、天国へ行って救われることではない...

女の創造

大自然の働き、作用がそのまま花や小鳥になって現われている。大自然の作用、宇宙の働きの根源は、神の御霊です。神の御霊の働きが、人間の魂にアッピールしているのです。神ご自身を現わしているのです。神ご自身を教えているのです。 あらゆる自然科学の原理は、神の御霊の働きです。例えば、...

掟と恵み

ヨハネによる福音書に、次のように述べています。 「私たちすべての者は、その満ち満ちているものの中から受けて、恵みに恵みを加えられた。律法はモーセを通して与えられ、恵みと誠とは、イエス・キリストを通してきたのである。神を見た者はまだ一人もいない。ただ父の懐にいる一人子なる神だ...

やがて地球は完成する

聖書に次のようにあります。「そして、それを神は御霊によって私たちに啓示して下さったのである。御霊はすべてのものをきわめ、神の深みまでもきわめるのだからである。一体、人間の思いはその内にある人間の霊以外に、誰が知っていようか。それと同じように、神の思いも、神の御霊以外には、知...

心を騒がすな

女とは何か。アダムは女を見て、「これこそ、ついに、わが骨の骨、わが肉の肉」と言った。これほどすばらしいものだったのです。 すばらしい女があるということが、救いです。人間の五官がそれを知っているのです。男と女が手を握りあうと、相手の命が伝わってくるのです。命のぬくもりがそのま...

神に生きる

人間は聖書の言葉を勉強して、思想的には理解できますが、生活的に理解できません。生活的に神がこなせないのです。これが問題です。 生活的に神がこなせないことになりますと、いくら思想的に神を理解したとしても、結局それは宗教の段階に留まらざるを得ないことになるのです。...

イスラエルの回復を祈る

私たちの生活は、流れる水のように生きればいいのです。ただ問題は、イスラエル伝道のために、どのように肝胆を砕くべきかということは、考えなければいけないのです。これは流れるままではいけないのです。意識的に、意図的に、計画的に、組織的に事を運ばなければいけないのです。...

ニューエルサレム

人間が生きているという状態は、前世から来ているのです。生まれながらの赤ちゃんが笑っていること、おっぱいを吸う知識、感覚があることが、前世があることを示しているのです。 人間の知識とか感覚とかいうものは、例えば赤いものを赤いものとして認識する、甘いものを甘いものとして受け止め...

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